子連れで四国へ行き、9日間で4県をまわってきました。
その記録を書いています。
四万十の宿で迎えた朝。
巨大な鍾乳洞・龍河洞へ向かいます。
龍河洞とは
龍河洞(りゅうがどう)は、高知県にある鍾乳洞です。
約1億7500万年もの年月をかけて、現在の姿になりました。
国の天然記念物であり、史跡です。
全長は約4km。見学できるのは、そのうち1kmです。
鍾乳洞について予習していこう!
鍾乳洞は、石灰岩が長い時間をかけて溶解したものです。
その石灰岩は、サンゴ礁が地殻変動によって隆起してできました。
つまり、
です。
高知県には、鍾乳洞の前段階である石灰岩が見られる場所「四国カルスト」もあります。
今回は四国カルストも訪れたので、あわせて予習しました。
活用したのはこちら。NHK for School
アプリでの視聴が便利です。
龍河洞に入ってみた!
鍾乳洞内の気温は?
駐車場から少し上がったところに、龍河洞の入り口があります。
洞窟内はひんやり。少し寒いです。
なんと、鍾乳洞内は一年を通してほぼ一定の気温だそうです。
龍河洞の場合は15~18℃とのこと。
夏は涼しく、冬は暖かく感じられるそうです。
この日は秋だったので、普通の冬服+上着なしで行きました。
最初はやや寒く、歩いているうちにちょうど良くなりました。
夏は羽織があるといいかもしれません。
鍾乳石いろいろ
鍾乳洞というと、つららのような形をイメージしていましたが、
それだけではなく、多種多様な鍾乳石に出会えます!
最初に出会えるのはこちら。石花殿(せっかでん)
洞内最大の滝、「記念の滝」
洞内最大の鍾乳石がこちら。
高さ11mの天降石(左)、6mの絞り幕(右)。
洞窟も広いです。
興味深かったのがこちら「神の壺」
弥生時代、弥生人が洞内に忘れていった壺が鍾乳石に包まれたものです。
夏は涼しく、冬は暖かい洞窟内。
弥生人が生活の場としていたようです。
「神の壺」と同じような実験を昭和12年からおこなっているようです。
龍河洞探検は子供も楽しめた!
人ひとりがやっと通れるような洞窟内。
ポタポタと水を垂らしながら成長していく鍾乳石。
子供は夢中で眺めていました。
あまりにも夢中すぎて、時間を忘れてしまうほど。
鍾乳洞なんて子供には退屈かな?と懸念していましたが、そんな心配は無用でした。
子連れPOINT
- 気温は1年を通して15~18℃。半袖の場合は羽織が必要
- 洞窟内は狭い場所や急な階段がある。狭い場所は本当に狭いので、抱っこひもなどでは通れない。
- 鍾乳洞の形成について予習していくのがおすすめ。
- 当然ながら洞窟内に抜け道やトイレはない。
所要時間
30分~1時間程度
止まらずにゆっくり進めば30分程度で出られるようです。
我が家は立ち止まってじっくり見ていたので、1時間程度かかりました。
子連れオススメ度
★★★★★
一度見たら忘れない景色です。
四国カルストとあわせて、ぜひ見ておきたい場所です。
龍馬の生まれたまち・高知市上町へ。
本日の宿泊先は城西館。
なんとこのホテルでは、カツオのたたきを作る様子が見学できるんです!
ホテルに行く前に、おみやげショップ「四国銘館 海と空」に寄りました。
このお土産屋さん、9日間でいちばん良かったかも…!!