子連れで四国へ行き、9日間で4県をまわってきました。
その記録を書いています。
明治時代の古民家ホテル、NIPPONIA HOTEL大洲城下町での朝。
チェックアウトは12時だったので、チェックアウト前に臥龍山荘を訪れました。
臥龍山荘とは
築年数
築110年を越える建物です。
面積
約3000坪
イメージがわかないので、単位を変換。
1坪=2畳なので、6000畳ともいえます。
もしくは
約9920㎡、つまり100m四方の正方形に近い大きさですね。
誰が何のために?
明治時代の貿易商、河内寅次郎が大洲市の肱川沿いにこの地を購入。
構想から約10年をかけ、別荘として建てたのがこの臥竜山荘です。
しかし寅次郎氏は完成から約2年で亡くなってしまいます。
その後は親族で管理していましたが、昭和53年に大洲市が譲り受け、観光名所として管理しているそう。
現在は愛媛県の有形文化財にも指定され、大切に管理されています。
臥龍山荘を散策しよう!
子供にもわかりやすい説明がGOOD!
敷地内に入ったら、順路に従って山荘内を巡ります。
とても良かったのが、各所に設けられているCDプレイヤー。
見どころや建築様式についての説明が流れます。
文章で書いてあったら子供は感心を持たないし、大人も読み飛ばしてしまったりしたはず。
CDの説明を聞くことで、ひとつひとつ丁寧に見ることができました。
臥龍院
臥龍山荘のメインの建物。
それぞれの部屋にコンセプトがあり、細かな趣向が凝らされています。
不老庵
船に見立てて作られた、美しい建物。
肱川の川面にせり出しており、長い柱で支えられています。
不老庵でぜひ見たいのが、この部屋の天井。
アーチを描いた竹網でできています。
川面に映った月が天井に反射し、夜の部屋を明るく照らすとのこと!
さぞかし幻想的なことでしょう。
料金
- 大人 550円
- 子供 220円
大洲城のチケットと同価格です。
両方訪れる場合は、880円の共通券を買うのがおすすめ。
同日でなくても大丈夫です。
所要時間
1時間程度
ゆっくり全体を巡った場合の所要時間です。
細部までじっくり見たい場合は、1時間半程度見ておきましょう。
見れば見るほどおもしろいので、興味があればいくらでも滞在できそうです。
臥龍山荘は子連れでも楽しめる?
子連れPOINT
- 音声の説明が多く、子供もわかりやすい
- 様々な日本の建築様式が見られる
- 多くの工夫が凝らされ、見ていて飽きない
- 昔の家の暮らしを体感できる
子連れオススメ度
★★★★☆
触ってはいけない場所や、入れない場所もあります。
約束が守れる年齢になっていれば、とても楽しめるスポットです!
現代にここまで工夫の凝らされた建物があるだろうか…と思うほど、丁寧につくられていました。
いよいよ高知県へ出発!
NIPPONIA HOTEL大洲城下町をチェックアウトし、約3日間滞在した愛媛を離れます。
愛媛は広いので、まだまだ見たい場所がたくさんでした。
また必ず行きたい!
愛媛と高知の境にある四国カルストを通って、日本最後の清流・四万十川の流れる四万十市に向かいます。