こひつじそだて。

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【変なホテル】に子連れで泊まってみた!!宿泊記【石川県小松市】

変なホテル」というホテルをご存知ですか?

 

あまりにもインパクトのあるネーミングなので、

耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

以前から気になっていた「変なホテル」。

今回ついに宿泊のチャンスがやってきました!

その様子をたくさんの写真とともにレポートします。

 

★この記事はこんな人におすすめです★

  • 変なホテルを知りたい
  • 変なホテルに泊まりたい
  • 変なホテルに泊まる前に心積もりが欲しい

 

 

 

 

★気になる項目をタップするとすぐ読めます★

 

 

 

 

変なホテルって?

2015年にオープンした全国チェーンのホテルで、ランクとしてはカジュアル。

世界初・ロボットが働くホテルとして、なんとギネス認定までされているんです!

 

ちなみに変なホテルの"変"は

"変わり続ける"という意味らしいです。

 

 

今回泊まった「変なホテル」

今回お邪魔したのは

「変なホテル 小松(石川県)」。

 

空港からバスで約10分、

JR小松駅のすぐ前です。

 

JR小松駅は2024年に新幹線も通るようになるとか。

とっても大きくて綺麗な駅でした。

JR小松駅 外観

新幹線のホーム建設中



変なホテルを発見!

小松駅を出ると、すぐ目の前に現れました。

変なホテルを発見

変なホテルという名前のせいもあり、一風変わったホテルを想像していましたが普通です。

むしろとってもきれい

ホテルの前ではプロジェクションマッピングが絶えず輝いています。

ホテルの前ではプロジェクションマッピングを実施していた

ロゴもなんだかオシャレ。

それでいて近未来的な、不思議なオーラを放っています。。

変なホテルのロゴ

 

 

 

 

いざ!変なホテルにチェックイン

中に入ってみると、そこにはフロント。

人はいません。

変なホテル小松 フロント

端末の向こうに大きな画面があり、

向かって右側には「武士道」の掛け軸、

向かって左側には「お茶の準備中」の看板が出ています。

 

近づいていくと、

右側からはシャキーンという音とともに掛け軸が切り裂かれ、武士が登場。

左側からはもうもうとたつ湯気の向こうから二次元テイストな亭主が現れました(まぁ武士の方も二次元なんですが。)

変なホテル小松 フロントスタッフ

なんともミスマッチな二人。

でもなかなかイケメンです。

変なホテル小松のイケメン武士

変なホテル小松のイケメン亭主

どちらも「いらっしゃいませ」くらいしかしゃべりませんが、じっとこっちを見つめています。

武士はまばたきや息づかいまで表現されていて、本当の人間のようです。

どちらもかっこいいですが、武士の方が人間味があるだけに本物のイケメンと錯覚しそう。

イケメンが黙ってじっと見つめてくるなんて、人生でそう何度もあることではないのでしばらくその状況を楽しみました。

前田利家

この時点で「変なホテル、全然変じゃないじゃん!むしろサイコー!」

と単純にも確信してしまいました。

 

しかしこのイケメン達、残念なことにAIとしての能力は低めです。

チェックインは目の前の端末を使ってセルフでおこないます。

変なホテル チェックイン端末

チェックイン手続きを手伝ってくれるのかな?と淡い期待を抱きましたが、見事に裏切られました。

まぁイケメンがそんなことしてくれるわけないですよね。(一応フロントの仕事ですけどね)

 

 

 

 

変なホテル 客室

端末でチェックイン手続きをおこない、排出されたカードキーを受け取ります。

 

フロント横にアメニティコーナーがあり、自分で持っていくスタイル。

簡易なラックにアメニティが並んでいる

ガウン・お茶

洗面用具類

洒落た感じはまったくないですが、綺麗なので不快感はありません。

 

必要なアメニティをもらって、いざ客室へ。

これ以降はカードキーがないと出入りできないようになっています。

セキュリティーにも配慮されている

 

変なホテル 客室内の様子

客室のドアを開けて中に入ると、狭い通路が現れました。

客室内の通路はかなり狭い

かなり狭いですが、通れなくはないです。

 

室内にはシングルベッドが2つ。

変なホテル 客室

 

大人が2人入っただけでかなり狭く感じます。

この規模なので、子供の添い寝は未就学児まで。

決して広くはないですし、必要最小限といった感じですが、きれいに整えられているので好印象。

書斎スペースもある

また、ホテルにありがちなオレンジ系の間接照明ではなく、しっかり明るい照明です。

仕事をするにも快適そうです。

 

お風呂がユニットバスではなく、個室になっているのも嬉しいですね。

湯船に入ることもできます。

普通の家のお風呂っぽいが、そこが良い

トイレと洗面所は一緒になっている

 

全体的にコスト削減系ホテルかと思いきや、贅沢なアイテムを発見。

部屋の入り口横にはLGスタイラーが設置されています...!

クローゼット型クリーニング機だそうです。

衣類をリフレッシュできるLGスタイラー

ちょっと高いけれど、家にあったら嬉しいアイテム

 

 

変なホテルでの食事

変なホテルにもレストランがあります。

変なホテル レストラン内部

朝食はよくあるビュッフェスタイルではなく、定食のスタイル。

ドリンクや海苔、卵などは自由に取っていいようです。

変なホテル 朝食

味もメニューもごく普通です。

筍の土佐煮やひじきは市販のお惣菜っぽさがありますが、海苔の味噌汁はほっとする味。

 

キッズメニューはなく、小学生以上は同じものが提供されます。

 

変なホテル その他の設備

変なホテルのロビー。

隅に九谷焼箸置きのガチャガチャがありますが、全体的にシンプル。

変なホテル ロビー

ロビーのソファ脇には自販機コーナーがあり、ソフトドリンクだけでなくお酒、軽食も購入できます。

変なホテル 自販機コーナー

 

エレベーターホールにはまんがコーナーが!

すべて無料で読むことができます。

変なホテル まんがコーナー

 

ランドリーコーナーもあります。

もうホテルというより家として利用したい。そんな気持ちに駆られました。

変なホテル ランドリーコーナー

しかしホテル内どこを歩いてもまったくスタッフに出会いません。(ちなみに朝食は人間のスタッフが運んでいました)

変に気を遣わなくていいので楽ですが、ちょっと物足りない気もします。

 

「変なホテル」はネーミングの時点で成功している

「変なホテル」の”変”は「変わり続ける」の”変”

 

そう言われていても、どこかしら変なところがあるんだろうなぁと勝手に想像してしまうこのネーミング。

名前の時点でネタ感が強く、なんだかハードルも下がります。

 

するとごく普通である部分になぜか感心したり、

普通のホテルなら「アレ?」と違和感を感じる部分でも

「お~これが変なホテルたる所以か!」となぜか感動すらしてしまう。

 

つまりマイナスをもプラスに変えてしまう、すごいネーミングだと思うのです。

 

変なホテルは超普通であるところが変

とはいっても、ここまでシンプルで無駄のない、それでいて今日から日常生活を送れそうな空間を提供しているホテルは他にないでしょう。

スタッフがほとんどいないところがまた、自分のマンションに帰ってきたような感覚にさせてくれます。

 

そして、シンプルな中にもAIやプロジェクションマッピングという楽しめるコンテンツがあるのです。

 

変なホテルの「変」はクレイジーな「変」ではなく、「これまでのホテルの定義を覆す」という意味の「変」なのかもしれません。

 

変なホテルにスタッフはいないの?

基本的には、レストラン以外でスタッフが待機していることはありませんでした。

しかし、チェックインに使う端末に「スタッフ呼び出しボタン」があり、それを押すとスタッフが脇のドアから出てきます。

 

荷物を預けたい!

カードキーを部屋に置いて出てしまった!

 

といった場合は、すぐに対応してくれますよ。

 

また、今回宿泊した「変なホテル」のロボットは画面上のAIでしたが、場所によってはロボットがカウンターに座っているところもあるようです。

 

また変なホテルに泊まりたい

シンプルな中に時々光るエンターテインメント性。

押しと引きのバランスがちょうど良く、「また行きたい」と思わせてきます。

散々塩対応したくせにチェックアウトすると寂しそうな表情を見せた

あまりサービスしてくれないフロントのイケメン達のことももっと知りたいし(多分もう何も出てこない)、他の「変なホテル」はどんなだろう?と好奇心もかき立てられます。

そしてやっぱりシンプル。それに尽きます。

 

変なホテルのすぐとなり!注目スポット

今回「変なホテル小松」に宿泊を決めたのは、隣に注目スポットがあることも理由のひとつです。

その名もコマツの杜

 

重機で有名なコマツが経営している重機のテーマパークで、とっても面白いです!

変なホテル小松を訪れた際には、ぜひ併せて行ってみてくださいね。

 

コマツの杜の詳細はこちらに記載しています★

 

★他にも日本全国のホテルレビューを書いています★