シュニール織りが大好きで、これまで300枚以上をコレクションしてきました。
フェイラーからスタートしたシュニール織りコレクションですが、私にとっての2番手メーカーは「アーンジョー」。
和歌山に工場を持つ日本製シュニール織りで、ふっくらした手触りと密で長い毛足、優しい雰囲気のデザインが特徴です。
◇アーンジョーの詳細はこちら
そんなアーンジョーが制作している「ルコット」というライン。
アーンジョーの通常商品よりちょっとだけ安く販売されています。
◇安さの理由を実際に手に取って比較した記事がこちら
そんなアーンジョーの「ルコット」、
通常のシュニール織りとは違ったフチのハンカチがあるのをご存じですか?
今回はそちらを実際に購入、使用してみました!!
一般的なシュニール織りのフチ
シュニール織りのハンカチのフチは、このように糸でかがってあるのが一般的です。
フチの太さ・かがり方ともに、メーカーによる大きな違いはありません。
ルコットのハンカチも同様のフチですが、
このたび、珍しいフチのハンカチを発見!
たくさんシュニール織りのハンカチを見てきましたが、こんなデザインは初めて。
裁縫に詳しくないので、どんな構造になっているのかもよくわかりません...!
新種のフチを検証してみた
いちばんの特徴として、このフチには裏表があるようです。
裏はいかにも裏!って感じですね。
とっても綺麗に縫ってありますが、やはり裏感は否めないです。
裏表のないシュニール織りに、ちょっともったいないかも。
また、フチをかがる糸の素材が違います。
商品説明で明確な違いを確認することはできなかったのですが、見た目は明らかに異なるようです。
通常のフチが綿多め(100%?)の糸でかがってあるのに対し、
特殊タイプはポリエステル感が強いです。
糸1本1本はとても細く、糸と言うより繊維といった感じ。
フチがかさばらないので、たたむとすっきりしているのも特徴です。
本体に違いは?
フチが違うので、タオル本体の厚みも違うのでは?と思いましたが、
タオルの厚み自体は同じようです。
洗濯するとどうなる?
洗濯で縮むのはシュニール織りの特性。
本体とフチ部分の収縮率の違いにより、徐々にフチの波打ちもみられるようになります。
この特殊なフチは洗濯によりどんな変化を遂げるのか...!?
実際に洗濯してみました。
今回洗濯してみるのはこちら。
海のようなグラデーションがとっても綺麗!
こういう明確な模様のない(?)芸術的なデザインもいいですねー。
織りのズレがまったく気にならないのも嬉しい。
クーポンがあったのでとりあえず買ったのですが、気に入っちゃいました♪
普通に洗濯機に入れ、1度洗濯。
その後、いつも通りピンチハンガーで干しました。
乾いたものがこちら
下にオレンジの新品(未洗濯)を置いています。
ほんのわずかに縮んでいることがわかりますが、気にならないレベルです。
波打ちを確認してみると、
フチの模様に合わせて、少々上下に波打ちが現れました。
規則的な波打ちなので、これはこれで悪くないなぁと個人的には感じます。
むしろ普通のフチはランダムに波打つので、そっちの方が気になるかもしれません。
アーンジョー・ルコットの特殊なフチ、メリットデメリット
ルコット以外では見たことのないこちらのフチ。
特徴をまとめました!
メリット
- かさばらない
- 波打ちが気になりにくい
- デザイン性がある
デメリット
- 裏表が明確
- 素材が綿ではない(と思われる)
- 通常のシュニール織りと雰囲気が異なる
デザインの違いはメリットでもあり、デメリットでもありますね。
好みによるところです。
個人的にはこちらのフチもアリかなぁと思います。
すっきりしていて使いやすいので、気になるデザインがあればぜひ購入してみてくださいね。
アーンジョーのオンラインショップにはセールコーナーもあり、なんとハンカチが1000円未満から購入できます!
セールの商品も通常商品と同じ高品質なので、普段使い用や最初の1枚にもオススメです!
◇犬シリーズも各種あります!なみなみのフチがマッチしていて可愛いです。
◇ネコ好きのためにネコデザインも!
◇定番のフラワーモチーフもデザインが豊富です♪
ご紹介した商品以外にも、フチの異なるハンカチが数多く展開されています。
ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。